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独り言
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オイラの大学時代の教授の専門が旧石器で、相方の専門は縄文の石器なので何となく自分も石器は分かるのです(因みに私の専門は縄文の食)

サイエンスZEROで“ホモ・フロレシエンシス”について特集してましたが、一緒に出てきた石器が面白いなあと素直に感心。
さほど精巧でないような言い方をされてましたが、いやいや見事ですよ。
何たってオイラにゃ作れませんから(笑)

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職場の新聞スクラップを読んでいたら、学生時代卒業論文の参考にした遺跡の講演会が開催されたという記事があったのです。
今もある程度興味があるので真面目に読んでみたら・・・
首を捻ってしまう様な文面。
記者が完全に専門外で、あくまで地域のニュースとしての視点で書いているのは仕方の無い事だとして、
講師の言ってる事がどう考えてもおかしい。

弓で捕獲出来る獣は限られているので肉食ではなく植物食にウエイトが占められた。
縄文時代の狩猟技術は未熟であったと言いたい様だけど、弓だけで狩猟生活してた訳ではないよ?槍あるし、投石器だってあるし(普通に手でも投げる筈)、罠猟もしていたし、犬だって飼ってたんだし・・・。大体縄文時代の弓の精度が低いって何で言えるんだ??むしろ技術としては高度なものを使用していた筈。
縄文時代の食生活が植物食中心だという説が主流なのは技術の未発達ではなく、保存が利いて幅広い流用が可能だったからではないのかい?
魚食も山間部であるが故、殆どなかったと主張していたけど・・・
何処にそんな根拠が・・・?
川魚の存在をご存知ない?
燻製の技術があったであろうと云う文化人類学の視点も目に入らない?

講演会では他にも発掘された縄文人骨を主題に色々解説したみたいですが
あんまし信用おけねーな・・・
写真に写ってたのは大半がじぃさん達ですが、いたいけな年寄りに嘘を教えてはいけない。

で、そんな講師様は何処の大学教授様かと思いきや
地元の高校の校長先生・・・

え?
専門家じゃねーの?!
考古学の知識も文化人類学の知識も感じられないと思えば通りで・・・
一応全国的にも貴重とされる重文資料抱えてる遺跡ですよ。

講演会参加してたら質問攻めで潰してますよ・・・
サイトの更新を久々に行ったのですが、何かシステム上の問題が発生して遅々として進まず・・・。

どうにか無事更新は出来たんですが自分PC向いてねーなと痛感。管理人様大募集。

ところで
冷やし麺対決をぼんやり観ていて発見があった。
韓国のドングリ麺の製造工程。
石臼を使ってたんですが、
殻ごと挽いてました。

先日のブログに書きましたが、学生時代の私の研究テーマのひとつが食材としてのドングリでやんした。
使用実験などもやりました。
灰汁抜きから製粉までの工程も想定出来る幾つかのパターン試したんですが…
殻を剥いてました。
またこの殻剥き作業に随分苦心した覚えがあるんです。
でも
考えてみりゃ殻ごと粉砕するよな。と…。
殻を剥く行為は現代人的な発想だったと気付きました。なるべく柔軟な姿勢で考え得る縄文人の生態に迫ろうと云うのが一番のコンセプトだったのに盲点でした。
実験だけではなく、文化人類学的観点もとても重要だったなと改めて認識させられました。
地元テレビ番組にて。
現住所から程近い遺跡の中継をやっておった。

時代考証めちゃめちゃ…

縄文の竪穴住居の中で怪しげな麻のボロ布を被ったリポーターと変なおっさん(多分学芸員)そして子供達が炉を囲み、今まさにお食事をしようとしているところ。
メニュー。
鹿鍋(明らかに味噌使用)
肉の燻製。
古代米握りと粟飯握り。
焼き魚。
…。
ハイ!先生!!
塩が貴重なこの時代。基本的には調理に調味料を使う事はないと思います。ついでに言うなら先ず大豆がないので味噌が嘘です。
縄文遺跡で米食ってるのも間違ってると思います。

次行ってみよう。
お口をもぐもぐさせたまま住居の中から出てきたリポーター。お外では怪しげな茣蓙の上で何かの作業に没頭する子供達。
勾玉作り体験をしている模様。
体験そのものはいいんだよ。
使ってる道具だよ。
鉄製ヤスリ。
紙ヤスリ。
水砥石。
ハイ!先生!!
全部現代のブツ使って体験ってお笑い種です。
現代文明に物を言わせて似非勾玉作って何が体験か。
酷いモンです。

何年か前、卒論の研究を手伝って下さった方からドングリ粉を頂いた。
折角なのでそれでクッキーを作ったんス。相方に食わせた所、職場に持って行きたいと言い翌日持って行きました。
そこまでは良かったです。
ドングリクッキーをお気に召した同僚の方々が週末のイベントに縄文クッキーとして振舞いたいと言い出したのである。
砂糖やココナッツが入ったお菓子をである。
縄文クッキーというのは便宜上そう呼んでいるのであって実際には嗜好食品ではない。むしろ主食に近いものである。
私が作ったのは完全に嗜好品としてのクッキー。
反対したのは言うまでもない。
が、物は現地に行ってしまってるので抵抗空しくイベント当日。やって来た親子連れによって完食。
おいしいと評判だったそうだが私の心中は複雑である。

歴史が好きで史学科まで出たが、結果的に世の中の文化財事業は無茶苦茶な事をやっていると良く分かる様になってしまったのがちと悲しい。
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