事故２

ワタクシが事故に遭いました。

事故って言ってもチャリンコ同士の衝突なんですけど。

でも、車両は車両なんでともかく事故。

過失は１０：０で相手に有り。

アレです。

携帯でメールしながら走行ってやつです。

賢明な皆様はご存知の通り、チャリンコ走行中に携帯操作も今はアウトな世の中です。

相手はガキでした。

職場からの帰路、通いなれた道を自宅へと走行中。
視界に入って来たのは携帯弄りながらこっちへ向かって来るガキ。
明らかに前を見てなかったのでヤバイと思いブレーキ。

が、ガキは全く気付かず急停止したワタクシに激突。
現場は緩やかな傾斜があるので中途半端に勢いが付いてしまったんでしょう。
倒れこむガキ。
「大丈夫ですか？」
声を掛けるワタクシ。

「・・・。」

無視されるワタクシ。

「・・・。」

小さな怒りを覚えつつ、ガキが口を開くのを待つワタクシ。

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沈黙が続く。

左手に痛みを感じ、見ると結構ヤな感じにうっ血している親指さん。痛みで手に震えが・・・。
更に怒りが沸く。
その間ガキはと言えば無言のまま散乱した荷物やら携帯やらを黙々チャリカゴに詰めている。

「何処の学校の子？」
「・・・。」

シカトでございます。
もう忍耐の限界です。
チャリのカゴを摑み、ガキの顔を見据えちょっとバイオレンスに話し掛けます。
「おい。ふざけんなよ。」
虚ろな表情のガキ（因みに女）
「お互い悪いかもしれないけど何か言う事あるだろ？」
「何がですか。」

何がってお前・・・

「謝れないの？今チャリで携帯操作って違反なんだよね。あなた私にぶつかったよね？謝りなさい。」
「すいません。」
「あなたのお陰で怪我したんだよね?!」
負傷した左手をガキに見せるワタクシ。
「見ました。」
「何その態度。手ぇ震えが止まらないんだけど。」
「今お互い悪いって言ったじゃないですか。謝って下さい。」

もう怒りはＭＡＸでございます。

「すいませんねぇえぇっ。でも今も言ったけど、チャリ走行中の携帯操作って禁止されてるんだよねえ。ガキだから知らねぇのは仕方ねーけどあなたが悪いんだよね。」

無言のガキ。

「しかも話し掛けたらシカトかよ。ふざけんじゃねーぞ。」
「こんな状況で話せる訳ないじゃないですか。」

意味不明な事をのたまうクソガキ。
「痛いとか言ってたじゃねーかっ!!」
「ふざけんなよ？もう一度言うぞ？おめえが悪ぃんだよっ!!」

無言。

もう埒が明きません。

「いいか。２度とやるなよ。」
「２度とするんじゃねーぞ？」

無言。

こんなガキ死んだ方が良いと思います。

なんか去り際か細く呟きました。
捨て台詞でしょうか。
ヤツは○に違いありません。
でなきゃあの虚ろな表情有りえないと思います。

その後近所の病院へ行き、治療。骨に異常はないようですが暫くは安静にしていないと行けないそうです。

更にその後相方に事の詳細を話したらメタメタ怒られました。
オイラ被害者なのに・・・。
何で脅し上げて身元を聞いておかなかったんだと。
怒りと相手がガキだったのとでそこまで頭が回らなかったのです・・・。

って言ったら更に怒られました。

オイラ被害者なのに・・・。

結局、服装とルートからあたりをつけた高校に通報。教頭先生が丁寧に対応して下さり、自校と周辺高校に周知を図ってくれました。
んで、一応警察に届け出。

まあ見つからんだろうけど一応ね。

もしも道端で遭遇したら次はないですよ・・・。

事故が起きたら先ず冷静になれって人生の教訓を得たもうすぐにじゅうはっちゃいでした。